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+ 煙突の基礎知識


  ・ 煙突の安全性



  

  
 
  

     

 + 煙突の安全性

    まず、気をつけなければいけないのが煙道火災
    です。煙突内側についたすすやタールなどにス
    トーブから引火し、煙突内部で火災を引き起こ
    すものでその温度は1000℃にも達するといわ
    れています。煙道火災は煙突の内部に燃えや
    すいすすやタールを付けないことで防ぐことが
    できます。

    低温炭化にも注意が必要です。低温炭化とは
    煙突などが小屋裏などの貫通部分で木部と接
    近していて煙突の熱が木部に伝わり徐々に炭
    化することです。建物の壁、小屋裏、屋根など
    の貫通部分は隠れて見えないことが多く、気を
    つけなければいけません。低温炭化は正しい施
    工をすること、煙突と木部の離隔を十分に取る
    こと、煙突の断熱性能が高いこと、木部に不燃
    材を貼る等により防ぐことができます。

    上の写真はストーブライフの施工例です。断熱
    2重煙突を使用し、十分な離隔を取り、さらに木
    部に厚さ5mmの不燃材(写真で白く写っている
    もの)を貼り付けています。

    ストーブライフで使用している煙突は断熱2重煙
    突です。この煙突は内部が2重構造になってい
    て、その間に断熱材が入っています。この高い
    断熱性能により煙の温度を高温に保ったまま屋
    外へ排出することができるので、煙突内部の結
    露を抑え、すすやタールを付きにくくする効果が
    あります。また、万一煙道火災が起きた場合で
    も外部への熱のもれが少なく、高温に対しての
    安全性を保っています。

    建物の壁、床、小屋裏、屋根などの貫通部分で
    は必ず断熱2重煙突を使用してください。貫通部
    分でのシングル煙突の使用は大変危険です。
    木造住宅の多い日本では火災などの重大な事
    故を引き起こす可能性があります。


                                                       


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